2008年7月4日金曜日

デルフトの歴史(1) - 名前の由来

「Delft(デルフト)」の名前の由来は、「delven」。
つまり「掘る」、「掘り起こす」という
動詞が転化してこの町の名前になりました。
現在oude delftという運河に沿った
高級住宅街の通りがデルフトの発祥の地でした。
この運河沿いの小高い場所に現在ピサの斜塔のように、
傾いているOude Kerk(旧教会)が少しずつ建築されました。

デルフトは、19世紀まで町の周囲を
ぐるりと囲む壁と7つの門がありました。

産業革命や開発の並に押され、
ほとんどが取り壊され、
それと同時にたくさんの運河も埋め立てられました。

現在、デルフト中央駅に前にバスターミナルがあります。
以前は船着き寄場でした。
東に位置する旧市街に向かって歩くと
当時の壁の一部がまだ少し残っています。
コピー屋や不動産などのテナントがはいっています。

デルフトの正門があった場所には、
フェルメールの「牛乳をそそぐ女」に
ちなんだモダン彫刻があります。

現在残っている門は、Oost Poort(東門)という門だけが
歴史建造物として、残されています。

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